さて一年の半分が

 いやいうまい。


 ところで下火になった感じだけれど、かなり話題になっていた陵辱物エロゲー『レイプレイ』について
http://hatimaki.blog110.fc2.com/blog-entry-1035.html
 まず、私はレイプレイをプレイしてません。ほんで粗筋しか知りません。でもまあ上記のサイトみたいな感じでまとめてるところわんさかあるんで、大概把握しつつある感じです。

 私とてオタクの端くれで、まあその手のゲームでどうしたこうした経験ってのは今さら言わずもがななんですが、今回の一件を眺めて思うのは誤解を恐れずいうなら「ああ、えらくなったもんだねオタクの分際で」ってところ。
 ていうかみんなして規制されることに反対ってどうなん?
 規制されてしかるべきなのわかってないのか?
 というかプライドないの?

 思うに、エロ、グロ等の反社会的な作品は十把ひとからげにして葬っちゃおう、というのは社会の必然的な営みで、今さらそれに「おい! 表現の自由を奪うな!」「権力の横暴だ!」なんてのたまうのは筋違いもいいところ。はっきり言おう。あんたら、権力に楯突いてる自覚なかったのか? 自分が社会の暗部に魅力を抱いているクズだっていう自覚はなかったの? アンダーグラウンドに食指を伸ばすっていうのは、そんななまっちょろいものじゃないだろう。権利を求めるなんて鼻で笑っちゃいます。世間に認められようなんて、お前、腹痛いって。なんかどこぞのサイトでフーコーを引き合いに出して、抑圧だの何だの、権力の欺瞞だの何だの書いてるの見て、とうとうひっくり返りましたが。
 あと表現の自由を大前提に話を進めるのも下手だよなあ、と思います。「これ最高! どんどん作ろう!」という運動と「それクソ! きもい! 消えろ!」という言論は等価なんだから、こっちが自由叫べば叫ぶほど、相手の自由をも認めざるを得ないっていうのは至極当然の論理。もうちょっと手法を考えるべきだろうね。

 規制するならしろ。潜って潜って楽しんでやるぜ。クソ官憲どもめ、掴まえるならやってみろ! というスタンスが当然と思っているのですが、少数派なのかな。

 自分はクズだ、から始まるプライドもあろうに。